あの頃の夕張を求めて

澄みきった空気、山並みに囲まれた豊かな自然の中で、炭鉱で開かれた先代の営みの上に、貧しくものびのびと成長した、そんなあの頃の夕張を探す画像ブログです。

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プトマチャウンべ沢の出現

その昔、社光と高松の間にプトマチャウンべという大きな沢があったそうです。
明治期に採炭が始まるとズリ捨て場として堆積し地形を変え、沢はほぼ埋め立てられていたのですが・・・
037.jpg
わたしが以前来たときは、ここは細い川が流れていた平坦な地面でした。
わかりますでしょうか、地面が大きくえぐられ沢が出現しているではありませんか。
今年の大雪の雪解け水の濁流で地面が崩壊して、昔の沢の面影が現れたようです。
この上流500mくらいのところには白糸の滝がありますが、崩れた地面の端を歩く気になれないので、今回は取りやめます。
039.jpg
接近してみます。
画像ではわかりずらいですが、深さは4メートルはあるでしょうか。
足元を見ているとクラクラしてくる高さです。
038.jpg
ここは平地だったところで、普通に歩いて細い川をまたいで向こうにいけました。
なんということでしょう。
昔のコンクリートの資材なども流されています。
041.jpg
手前のこちら側の土地は小鳩保育園があったところで、園舎があったすぐ後ろの地面が大崩壊している状況です。
044.jpg
このプトマチャウンべの沢は、夕張炭山開発当初、社光・高松から福住を結ぶ吊橋(天竜の吊橋)もあり人々が行き交う町の中心地点であったそうです。
飯場、浴場、商店、巡視詰め所が建ち、社光には資材倉庫が立ち並んでいたそうです。
白糸の滝とは別に、シホロカベツ川との合流点には「センキの滝」という滝もあったそうですが、昭和29年4月の大雨と雪解けでズリ山が崩壊し埋没してしまったそうです。
また、この滝の付近には大井坑の竪坑が大正6年から14年まであったそうです。

明治の開発当初、この沢に飯場を持っていた松尾国太郎は、この沢でアイヌの居住跡を発見していたそうです。
アイヌがこの地域に具体的に居住していたお話は「丁未-せんの木物語」でご紹介したとおりです。
この沢はアイヌにとって、千歳・長沼馬追方面から夕張岳から日高・十勝方面へと抜ける重要な交通拠点であったと考えられています。

昔のように、もうズリ捨てが行われることもないので、このまま沢は深く削られ、炭山開発前の姿に戻っていくのでしょうか。
自然の不思議な力だと思います。
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  1. 2012/06/17(日) 21:13:57|
  2. 社光・高松・小松
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

お大事に

出張でも行ってるのかなーと思ってました、が。
お大事にしてください。
また、元気になって夕張の探索報告を期待しております。
  1. 2012/06/21(木) 21:17:13 |
  2. URL |
  3. t #dR3K1tfM
  4. [ 編集 ]

すいません

実は火曜日に手術を受けまして、現在動けていません。
みなさんのコメントにお返事出来なくてすいません。

携帯から投稿しています。
  1. 2012/06/21(木) 20:20:59 |
  2. URL |
  3. tomato #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

自然の脅威

 小生、社光、高松へは行つた事はないのですが、友人同級生がゐました。
 彼らの住んでゐた處を始めて見ました。下流の汚れた流れも上流では清く美しい流れですね。
それにしても、雪解けの流れの脅威とは凄まじひものですね。寫眞を見る限り想像をする事が困難です。餘程の豪雪なのでせう。以前の記事に福住豪雪寫眞が有りましたが、小生の暮らした大和も同じく豪雪地帶でした。然し川が叛亂する事は有りませんでした。
見る限り穩やかな小川で有つても一旦荒れると想像を絶する脅威と爲るのですね。
  1. 2012/06/19(火) 09:39:45 |
  2. URL |
  3. 大和の秀 #n5HFqvAU
  4. [ 編集 ]

緑が

全く無関係な事で御免なさい。

こちらと違って緑が軟らかくて目に優しい。
この新緑の色が故郷の春の色なんです。
こちらの福寿草 花の黄色も葉の緑も濃い。
夏の色なんですが こちらの方に説明しても分かって貰えません。
あの黄色と緑が雪の融けた所に浮かんで居るから春が嬉しいんです。
  1. 2012/06/18(月) 21:44:46 |
  2. URL |
  3. ロケットマン #j97DS3eU
  4. [ 編集 ]

白糸の滝

ズリ山が邪魔をして一番上部にせき止められた池があり、そこからズリ裾のV字を流れて、滝になります。滝壺(真っ平らですが)から少し離れた所に、高さ2mほどの鉄製の円柱が小川に有り
上部に鉄蓋、円柱部分が丸棒の10㎝間隔の鉄格子で小川の水の1/3がそこから真下へ流れてました。以前訪れた時恐怖心で真下を覗く事が出来ませんでした。あれは、何だったのか誰か解りますか。
夕張市が公園にした部分には、鉄製の半円形90センチ幅の巨大雨樋みたいな物に水が流れていたと思いますが容量何倍もオーバーだったのでしょう。今まで読んだ本によると、あそこは、何度も鉄砲水で土石流がおきてる場所です。
  1. 2012/06/18(月) 21:08:32 |
  2. URL |
  3. t #dR3K1tfM
  4. [ 編集 ]

白糸の滝

4月に行った時は奥まで見えてなかったですが、奥はさらに崩れていたのですね〜。
白糸の滝、行こうと思っていたのですがね・・・
  1. 2012/06/18(月) 10:01:18 |
  2. URL |
  3. nakasho #6J0DLvaU
  4. [ 編集 ]

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tomato (旅芸人)

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旅の友 フォード エコノラインE350

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夕張は人生のふるさと。鹿ノ谷で過ごした楽しかったあの頃を決して忘れません。現在は札幌在住。
往年の夕張を追い求めています。
上の写真は探索専用パジェロミニ。
11092411CIMG1885.jpg
カメラ:Nikon COOLPIX P500

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