夕張の隣町 － 川端
滝ノ上の隣駅、由仁町川端。
国道274号線を進むと、とても寂しい風景に一瞬言葉が詰まります。
『113年 たくさんの思い出をありがとう川端小学校 平成24年3月閉校』
開校が明治32年という、立派な歴史のある学校ですね。
こんな時代の流れには逆らうことは出来なく、夕張同様に統廃合に見舞われてしまったようです。
閉校の碑が校舎を見つめています。
つい先月まで子供たちの声が聞こえていた小学校は歴史に幕を下ろしました。
最後は11名の児童数だったそうです。
小学校前の廃屋。
壊れた公衆電話の看板がついているので、何かのお店だったのでしょうか。
川端の商店街ですが、ほとんど閉まっています。
川端駅です。
明治27年に北炭夕張支線の駅として開業しています。
無人駅で駅前も広い空間があるのみです。
駅前の郵便局です。
ガソリンスタンドも見えますが日曜お休みでした。
駅前通りの交番です。
お巡りさんが交番の周りを散歩していました。
川端は由仁町の南端に位置していて、開基は明治で農業以外では大正時代に火山灰採取場があったくらいで、これといった産業が育たなかったため、以上のような町並みになってしまいました。
夕張だけに限らず、地方の衰退縮小の波の速さに改めて気づかされます。
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