あの頃の夕張を求めて

澄みきった空気、山並みに囲まれた豊かな自然の中で、炭鉱で開かれた先代の営みの上に、貧しくものびのびと成長した、そんなあの頃の夕張を探す画像ブログです。

石炭の大露頭

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明治21年に、坂市太郎一行が発見した石炭の大露頭。
いまは、天然記念物として北海道指定文化財に登録されています。
石炭の歴史村内、炭鉱生活館のすぐ裏側の敷地内に広がっています。

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シホロカベツ川沿いに南側へ、天竜橋に向かって石炭の露出が見られます。
この写真の手前に、穴をブロックで塞いだような箇所がありますが・・・
なにやら折れ曲がった看板もみえます。
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『古 洞 天竜坑坑道跡』
歴史館の係の方に確認すると、やはり最初の天竜坑だそうです。
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まさに、石炭の露出している部分をめがけて掘り進んでいったのですね。
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後の天竜坑。
上の古い坑口は、このすぐ上の露頭のところです。
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天竜坑の目の前には坑口神社の跡がありました。
これは昭和になってから作られたもので、最近まで祠も残っていたそうですが、残念ながら祠は数年前のシホロカベツ川の増水で流されてしまったそうです。
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明治24年に作られた、第一斜坑の坑口神社(夕張最初の登川神社、のちの夕張神社)とは違います。
その場所は、後日レポートしたいと思います。
178.jpg
昭和15年に、大露頭の真下に模擬坑が作られました。
このように、人の出入りが出来るように扉がついています。
ちょっと開けてみたら、開きました。
中を覗いてみますと、どうなっているのでしょうか。
182.jpg
坑口が見えました。
他は物置のようになっています。
さすがに階段を降りる勇気はなかったので、ここで引き返します。
ここでご紹介してしまい、扉に鍵がかかってしまったらすいません。
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  1. 2012/08/10(金) 09:49:23|
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夕張は人生のふるさと。鹿ノ谷で過ごした楽しかったあの頃を決して忘れません。現在は札幌在住。
往年の夕張を追い求めています。
上の写真は探索専用パジェロミニ。
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カメラ:Nikon COOLPIX P500

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