
真冬のイベントとして定着した映画祭。
車通りが多くて、末広くらいから歩道を人々が歩いていて、これはすごい人数なのでは・・・予感させます。

本町の旧市民会館前のメイン会場は、ものすごい人ごみです。

出店でお酒や焼き鳥、トン汁が販売されていて、外国人も居て、大変な賑わいでした。
多くは若者たちで圧倒されてしまい、わたしは周囲をグルッと写真を撮って回っただけで引き上げてきました。

こんなに若者が集まる強力なイベントだったのですね。
あとからわかった事なのですが、この出店会場の責任者は工業高校協賛会代表の高橋さんなのだそうです。
毎年、このように会場設営をして仕切っていらしたそうです。

このような行灯がいたるところに装飾されていて、とてもきれいです。
本町商店街は異常な盛り上がりでして、喫茶店や居酒屋に入りましたが、どこもお客さんが途切れなく入っていました。
有名人たちがお店に繰り出し、どこかで出会うかなと期待してしまいます。

南部の体育館では、冬祭りのイベントが行われていました。
出店が出ていて、太鼓やゲームで盛り上がって、お餅が配られたり、懐かしいお祭りの風景でした。
この期間は、夕張にとって特別な日なのですね。
スポンサーサイト
- 2012/02/28(火) 09:29:44|
- 本町・旭町・昭和
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
報道等で既に皆様ご存知だと思いますが、とても残念無念な出来事がありました。

シホロカベツ川沿い、旧図書館前旭町にある夕張市美術館が、23日早朝、屋根が積雪の重みで崩落。
冬季閉館中で怪我人はありませんでしたが、建物は取り返しのつかない状態になってしまいました。

柱が折れており、とても修復できる状況とは思えなく、またその費用対効果を考えると解体しか道はないのではないでしょうか。

今年の空知地方の豪雪は只事ではないとは思っていましたが、4年前の温水プールの悪夢が繰り返されるとは思ってもみませんでした。

すぐ隣は夕張警察署があり、被害が警察署の建物に及ばなかったのは幸いだったかも知れません。
こちらの建物もかなり老朽化して見え、警察署が倒壊するという前代未聞の出来事は避けてほしいと思います。

、
1970年にボーリング場として建てられ、当時美術館は向かいの図書館と一緒になっていましたが、こちらに移転再利用されてからも、建物は往年の本町の活気を伝えていました。
美術品や絵画が無事なのか、これからどうなるのか、町の行く末とともに心配です。
個人的な意見としては、この状況を誰も責めることはできないのではないでしょうか。
誰かが永遠にすべての管理をしていかなければならず、このような大規模な施設の保全を万全に行う力は、もうどこにもないです。
映画祭初日とも重なり、大勢のみなさんが美術館との最後のお別れに見に来ていました。
40年間風雪に耐え、市民の暮らしと文化を支えた夕張市美術館、ご苦労様でした。
- 2012/02/25(土) 16:20:38|
- 本町・旭町・昭和
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
夕張市で一番東にある居酒屋さんです。
わたし、このお店はお気に入りで、もう20回くらいは行っていると思います。
平成9年まで鹿島栄町で営業していた大夕張最後の居酒屋だったそうです。

『居酒屋 張張』
〒068-0545 夕張市南部東町24番地1
電話 0123-55-2355
営業時間 19時~21時くらい(お客が帰るまで)
定休日 月曜
ご主人と奥様と2人でやっていて、ご主人は明石町出身、奥様は青森出身だそうです。
地元の話題が豊富で、料理もお客の好きな物が黙ってても出てきます。笑
移転先を南部にしたのは、少しでも大夕張に近いところでやっていたいという思いがあったからでした。

お勧めは、この冷凍したギョウジャニンニクです。
ご主人が自分で取りに行くそうで、これを食べたくて内地から来る人がいるくらいだそうです。
最初はなんだろうこれ・・・と思いましたが、しばらくすると無性に食べたくなる独特のひんやりした辛味がたまりません。
大夕張のことを一気に知りたい方は、ここに顔出すとよいと思います。
ビデオや写真集もあり、とても親切にお話ししてくれます。
帰りが困ったときは、お店の座敷に布団を敷いてくれて寝ていっていいよ、と。
わたし居酒屋で朝まで寝たのは初めてでした。

大夕張にあったころの張張さんです。
最後のころにはテレビの取材もたくさん来ていたそうです。

ご主人の高橋さんに当時の映像をお借りしました。
2代目だそうで、先代はお亡くなりになったそうです。
人口400人まで減った大夕張に最後までこだわった、町の顔です。

解体の時を迎えたお店です。
故郷が消滅して、湖に水没し、二度と戻ることが出来なくなるという未来を想像するだけで冷静ではいられない心理になります。
その時は近づいています。
ただ、落ち着いて大夕張の歴史を語るご主人のような方がいることが、わたしが大夕張を好きな理由です。
登川小学校の記念碑事業にも、お願いしていないのに協賛金を出してくれた方でした。
ふるさとを思う気持ちが他人事ではないような気がしたのだそうです。
みなさん、居酒屋張張さんをよろしくお願いします。

- 2012/02/22(水) 10:20:39|
- 夕張人
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2